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自宅で平穏に最期を迎えることの難しさ

近年、かつてのような病院での延命治療一辺倒ではなく、ご自宅で、自然な形で最期を迎えたいという方が増えているようです。
しかし、この「自宅で平穏に最期を迎える」ということは、ご家族だけではなかなか実現が難しいのが現状です。厚生労働省の調査によると、自宅で最期を迎えたいと考える人が約8割に上っているにもかかわらず、実際に自宅で最期を迎えられる人は全体の2割にも達しません。
ご家族の負担が増えること、自宅で診療してくれる医師の確保の難しさ、容態が急変した場合の対応への不安など、さまざまな理由によって、多くの人が望まれることが、実現できていないのです。

ご家族の負担を軽減しながらの「終末期医療」

終末期医療という言葉をきいたことはありますか？ 残された時間の少ない方に対して、苦痛を和らげながら、生活の質を維持しながら行われる医療または看護のことです。ターミナルケア、とも呼ばれています。
当院では、住み慣れた場所で穏やかに最期を迎えたいという方に対して、この終末期医療を行っております。ご家族のご負担を最小限に抑えながら、平穏な看取りができるようサポートいたします。