尼崎の小堀クリニックでは、交通事故の遭われた方への診断、治療、診断書作成を行っております。
交通事故によるケガの特徴
自動車やバイク・自転車の運転時はもちろん歩行時にも、誰にでも起こる可能性があるのが「交通事故」の怖いところです。
交通事故は、受傷時にかかる患者さんの負担が思いのほか大きいため、目に見えないケガも精神的ストレスによって様々な症状が現れやすく、さらに症状が長引きやすい特徴があります。
交通事故直後に痛みなど症状がなくても、遅くとも2週間以内に整形外科を受診するようにしましょう。
尼崎市の小堀クリニックでは、リハビリスタッフも在籍しており、医師の指導・監督の下で整骨院と同じ施術を行っております。
また、交通事故によるケガの患者さんに少しでも安心して治療に専念していただけるよう、警察・保険会社とのやり取りや職場への働きかけについてのアドバイスも行っております。
どんな小さな心配事でも院長やスタッフまでお気軽にご相談ください。
交通事故によるケガや症状
交通事故によるケガでは、頭部外傷や骨折といった目に見えるケガ以外にも、首や腰の痛み・動かしにくさ(可動域の制限)・筋肉の張り(コリ)・頭痛手足の痺れ・だるさ・めまい・耳鳴り・吐き気・脱力感・消化器系の機能低下・食欲不振など、症状が全身に及ぶことがあります。
また、交通事故の原因は「追突・衝突事故」であり、警察庁による交通事故の損傷部位別統計*1をみてみると、軽傷者の約60%は「むち打ち損傷」に該当する頚部受傷者であると報告されています。
*1(参考)交通事故の発生状況 P.16|警察庁
むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)について
むちうちとは、強い衝撃によって頭が揺さぶられることで首に大きな負担がかかり、痛みや不調が生じることです。
首がむちのようにしなることによって起きる症状のため、”むちうち”と言われています。
むちうちは総称であり、正式名称は「頚椎捻挫」や「外傷性頸部症候群」と呼ばれています。
交通事故で特に起きやすく、他にはスポーツ時の衝突や転倒、高所からの転落などでも起こりやすいです。
むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)について
むちうちの症状は数多くあります。
- 痛み(頭・首・肩・腕)
- 痺れや麻痺(頭・首・肩・腕・手・指)
- 耳鳴り
- 倦怠感
- めまい
- 吐き気
- うつ状態
- 不眠
むちうちによってその神経を痛めてしまうと、上記のような様々な症状が出てしまいます。
その他首周りには筋肉や靭帯、骨や血管など多くの組織が集まっているため、むちうちの程度や人によって症状は異なります。
神経を傷つけてしまった場合、痛みや痺れが出やすいと言われているため、そのような症状があった場合は当院へ受診しましょう。
整形外科と整骨院との違い
交通事故に遭った方は、治療をするのは整形外科を受診した方がいいのか、それとも整骨院を受診した方がいいのか、わからない方もいらっしゃるかもしれません。
検査・診断・治療など医療行為は、整形外科でのみ行える
整形外科では、医師が医学に基づいて、医療行為(検査・処置・投薬・治療・手術・リハビリなど)を行っています。
原因を詳しく検査して明らかにした上で、原因に合わせた効果的な治療を選択します。
一方、整骨院では国家資格の「柔道整復師」による、医学の専門的知識や技能を必要としない施術(せじゅつ)として、マッサージ・温熱療法などを行うのが主流です。これらは「医業類似行為」と呼ばれ、法律上はあくまでも健康管理の一環という位置づけなので、原則的に脱臼や骨折の患部に施術することは禁止されています。ただし、医師の同意がある場合に限り可能になり、健康保険が適用されることもあります。
「後遺症診断書」の作成は、整形外科でのみ可能
後遺症の認定の際に必要となる「後遺障害診断書(正式名:自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書)」の作成ができるのは、医師だけです。
当院では、後遺障害診断を行い、医師として診断したその結果を詳細に表記するのはもちろんのこと、自覚症状や検査結果も丁寧に記載し、より正確で適正な後遺障害診断書をお渡しするよう心掛けております。
整形外科よりも先に整骨院へ通院するなどして、事故後、時間が経ってから整形外科を受診した場合には、ケガと事故との因果関係の証明が困難になりますので事故直後に自覚症状がない方もできるだけ早く、最初に整形外科を受診するようにしましょう。
当院の交通事故治療について
検査・治療
問診・診察を行い、レントゲン検査を実施して、身体にどんな異常があるのか、症状の原因を的確に診断します。
治療・リハビリ
症状の原因に応じて、薬物療法や理学療法士によるリハビリなどを行って、早期回復を目指します。
後遺障害診断書の作成
必要に応じて、後遺障害診断書を作成いたします。 整骨院などの医療機関以外では診断書を作成することはできませんので、後遺障害が残って適正な後遺障害等級認定を目指す方や、慰謝料請求を行う方などは当院へご相談ください。
交通事故治療の流れ
Step1問診
ま医師が問診を行って、交通事故の状況、また事故後の症状などについて詳しくお伺いします。
Step2診査・診断
問診のほか、触診などを行い、また必要に応じてレントゲン検査などの各種検査を行って、症状の原因を正確に診断します。
Step3治療・リハビリ
症状の原因に応じて適切な治療を行います。 薬物療法や理学療法士・作業療法士によるリハビリテーション(理学療法)などで症状改善をはかります。
Step3お会計
交通事故の治療費は自賠責保険から支払われます。
事前に保険会社から連絡があった場合、窓口負担はありません。
連絡がなかった場合には、窓口で治療費をお支払いいただき、後日、保険会社から連絡があってからご負担になられた治療費を払い戻しいたします。